邑久町漁協職員ブログ

岡山県瀬戸内市邑久町虫明にある邑久町漁協のブログです。

10/2 スナメリ調査

邑久町漁協ではMSC認証の環境保全活動の一環として、スナメリの生態調査を行っています。

10月2日(金)、この日は岡山理科大学亀崎教授と研究室の皆さん、そして山陽新聞の記者をお迎えして、スナメリの調査を行いました。

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スナメリとはイルカの特徴を兼ね備えた小型鯨の一種で、背びれがないのが特徴です。

近年人間活動の影響によって減少傾向にあるとされ、絶滅危惧種の一種として認定されています。

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スナメリの生態にはいまだ謎が多く、定期的な調査を行うことによって、カキ養殖がスナメリの生態に悪影響を及ぼしていないかを調べています。

 

以下、調査に同行した組合長のレポートとともにお送りします。

 

キレイな朝日。風も穏やかです。

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二艘の船で漁場へ向けて出航です。

 

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岡山理科大学生物地球学部動物自然史研究室の若松さんがドローンで上空からの撮影開始。

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 まだ薄暗い西の空へと発進!

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 タブレットで上空からの様子を確認します。

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スナメリ待機中の漁場での一幕。その笑顔は、なに?

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遂にスナメリ発見!!みんなくぎ付け!思わず声が!!

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帰りの船はスナメリ話で大盛り上がりでした。 

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9/8 ヨシエビ放流 9/24 オコゼ放流&筏沖出し

今回は漁協の定期的な放流活動の様子を二本まとめてお送りします。

 

9月8日(火)、今年二度目のヨシエビ稚エビ放流を行いました。

放流当日、いつものベテラン職員が不在だったため、なんと、組合長が稚エビを受け取りに行ってくださいました。

こちらが漁協に戻ってきた直後の組合長。

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軽トラの荷台に稚エビたちが載っています。

船に積み込み、放流地点へ。

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気持ちの良い晴天の下、いよいよ稚エビの旅立ちです。

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いつの日か大きくなったヨシエビたちと再会できることを願いつつ、放流を終えました。

 

 

そして9月24日(木)にはオコゼの稚魚を放流しました。

こちらは度々お世話になっている牛窓水産研究所。

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ビニール袋に海水と稚魚とたっぷりの酸素を入れてもらい、

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軽トラに積んだタルに入れ、稚魚たちが元気なうちに漁協へと戻ります。

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そして出航。
今回、三か所で放流を行いました。

そのうちの一か所がこちら。

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この日はあいにくの曇り空でしたが、海は穏やか。

稚魚たちが衰弱しないうちに手早く放流していきます。

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大きくなあれと祈りつつ、他の二箇所でも放流しました。


さて、その帰り道のこと。

虫明の恒例行事(?)である筏の沖出しに遭遇しました。

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沖出しとは、カキの養殖筏を船で引っ張り、穏やかな虫明湾内からエサの豊富な漁場へと移動させることを言います。

カキを吊り下げた筏を移動させるために、一つの筏に対して複数の大型漁船が同時に動くことになります。

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カキの身入りがよくなる10月に向けてエサが豊富な沖合へと筏を移動させることで、ふっくらと肥えた美味しいカキに育ちます。

もう一か月もすればカキの生産、出荷が始まります。

今シーズンも良質なカキをお届けできるよう、生産者、職員一同頑張って参ります!

8/12 漁協直売店一時閉店のお知らせ

道の駅黒井山グリーンパーク漁協直売所をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
誠に勝手ながら8月17日(月)より道の駅黒井山グリーンパーク漁協直売店を、店舗改装のため一時閉店とさせていただきます。
再開は11月頃を予定しています。


改装後はカキに特化した漁協直営店として、邑久町のカキに関する商品を増やし、より魅力的な売り場を目指して参ります。
また、売り場内に邑久町のカキ養殖の様子がわかる展示などを設置する予定です。


再開時期など詳細が分かり次第、ホームページやブログなどでご報告いたします。
何卒ご理解の程、宜しくお願い致します。

7/6 海岸清掃

7月6日(月)、邑久町漁協のMSCチームによる海岸清掃が行われました。

今回の記事作成にあたり、MSCチームの皆さんからコメントをいただいていますので、併せてお楽しみください。

 

MSCチーム「チーム、全員集合!!」

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梅雨時期のため天候が心配されましたが、当日は薄曇りで気温も低く、心地の良い清掃日和となりました。

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MSCチーム「各船に乗り込み出発進航!!」

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こちらが今回清掃する海岸です。

MSCチーム「いざ上陸!」

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各班に分かれて海岸のごみを拾っていきます。

MSCチーム「根こそぎゴミを拾ってやる」

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MSCチーム「ここで応援部隊参上!!」

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拾ったごみは分別して袋に入れ、船に積んでいきます。

MSCチーム「ペットボトルが大量にあります」

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こちらでは漂流ブイを回収しています。

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MSCチーム「筏が壊れた時のフロート。船の上で山盛りに(泣)」

 

3時間ほどかけて清掃し、漁協へと戻りました。

持ち帰ったゴミは可燃、不燃、そのほかに分けてトラックへと積み込みます。

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MSCチーム「フロートだけでトラック3台」

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MSCチーム「ペットボトル、プラスチックゴミも大量!!空き缶、空きビンも!!」

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かなりの量となりました。

総重量約300㎏!

MSCチーム「みんなもゴミはゴミ箱、持ち帰ろう。ポイ捨てしなければキミもMSCチームの一員だぁ~~!!」

 

これらのごみは、このあと職員が責任をもってクリーンセンターへと運びました。

今年の清掃活動も本当にお疲れさまでした。

7/8 ヨシエビ放流

7月8日(水)、今回はヨシエビの稚エビ放流を行いました。

去年行った放流については下記の記事をご覧ください。

jfoku.hatenablog.com

 

今回も昨年お世話になった倉敷市にある大畠中間育成場に稚エビを受け取りに行きます。

前日は結構な雨が降っていましたが、放流当日は梅雨の晴れ間となり爽やかな青空が見られました。

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育成場の内部はこんな感じになっています。

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今回も木箱3箱分(約65,000匹)の稚エビを受け取りました。

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トラックの荷台に積むと、稚エビたちが元気なうちに漁協へと急ぎます。

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事故のないよう安全運転を心がけます。

 

というわけで、戻って参りました。

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トラックの向こうに漁協の活魚水槽が見えます。

稚エビたちも元気です。大きさは約5センチほど。

よく見るとつぶらな瞳をしていてかわいらしいです。

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稚エビの入った木箱を漁協の船である虫明丸へと載せかえると。

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中々の存在感です。

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(船が小さいのか、木箱が大きいのか……)

そして放流地点を目指し、出航!

今年は大きなハプニングもなく到着出来ました。

毎回恒例のベテラン職員による放流です。

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よっこいしょー

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ざぶん。

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今回は逃げ遅れた稚エビもおらず、他の二カ所でも無事に放流を終えることが出来ました。

 

6/13 アマモ種取り

6月13日(土)曜日、毎年恒例のアマモ場造成活動を行いました。

この活動は平成25年から、おかやまコープと協力して取り組んでいるものです。

 

去年の活動については下記の記事をご覧ください。

jfoku.hatenablog.com

jfoku.hatenablog.com

 

例年はおかやまコープ組合員の皆さんと協力して行っていますが、今年は社会情勢を考慮して、おかやまコープの職員さん一名と、漁師さん一名の協力のもと行いました。

 

当日は雨が降っており、全員雨合羽を着用しての作業になりました。

曇天の空を背景に、船に乗り込んで出航です!

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10分ほどで目的地に到着です。

 かき筏に流れ着いているアマモを採取していきます。

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 採取方法は至ってシンプル。

そう、手でわしづかみです。

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こんな具合に、遠慮なく掴み取っては船上に引き上げ、専用の袋へと袋詰めしていきます。

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一つ目の筏では思っていたような量が取れなかったため、二つ目の筏に移動します。

こちらの筏では大量の流れアマモが発見されました!

さっそく引き上げていきます。

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どっさり。

しかし、アマモはまだまだあります。

手だけでは終わりそうもないので、長い棒を使って掻き出してみたり……

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船が狭くなってきたので、筏に移ってアマモを引き上げたり……

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そうこうしていると、いつの間にやら大量のアマモの袋詰めが出来上がっていました。

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どっさり。

想像以上の成果に思わずニッコリ。

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袋詰めされたアマモは、筏に括り付けて海へを沈めておきます。

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こうすることで袋の中のアマモが腐り、秋ごろには中にある種子を取り出せる状態になります。

今回の作業はこれにて終了です。

悪天候の中、大変お疲れさまでした。

6/8 ガザミ放流

邑久町漁協のカキの操業も、5月20日(水)を持ちまして滞りなく終えることが出来ました。

今シーズンも弊組合のカキをお買い求めいただき、誠にありがとうございました。

今後とも末永いご愛顧をよろしくお願い申し上げます。

 

さて、カキの操業が終わりますと、漁師さんたちは来シーズンの操業に向けて、種付けの準備や筏の修繕などに取り掛かります。

この時期は漁協職員も、環境保全や稚魚放流事業などに力を入れています。

 

6月8日(月)、今回はガザミの稚ガニを放流しました。

ガザミとはカニの一種で、通称ワタリガニとも呼ばれています。

オスは身が、メスは内子が大変に美味なカニでございます。

 

まず、瀬戸内市邑久町尻海にある増殖場にて稚ガニを受け取ります。

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大きさは一センチもないぐらい。

この稚ガニたちを二カ所の海域で放流しました。

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ベテラン職員の手により稚ガニたちが海へとリリースされていきます。

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リリース直後は海面でゆらゆらぷかぷかしていましたが、やがて泳ぎ始め、散り散りになっていきます。

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その様子を同行していたもう一人の職員がお見送り。

大きくなったガザミらと再会できることを祈りつつ、今回の放流を終えました。