風涼しく、秋晴れの空が心地よい10月16日(金)。
本日は裳掛小学校二年生の皆さんが、地域学習「町たんけん」の一環として邑久町漁協へ来られました。
一時間ほどの時間の中で虫明とカキの魅力をたっぷり伝えられるよう、組合長も参事も張り切って準備をしてきました。
二階の大会議室にて社会的距離に気を付けながら授業スタートです。
組合長「皆さんに質問です。カキ、好きな人!」
「「「「「はい!!」」」」」
元気よく手が上がりました。組合長と参事、カメラ担当も思わずにっこり。
もっと好きになってもらえるよう、前日に刷り上がったばかりの虫明カキポップをお配りしてみました。
反応は上々。
生徒さんだけではなく、先生も興味深そうにじっくりと見てくださいました。
それから、カキが育つまでの一連の流れを動画でご紹介。
皆さん興味津々で見てくださいました。
カキの紹介を終えて、質問タイムです。
生徒さん、目をキラキラさせながら次々と質問をしてくれます。
「カキが育つのにかかる時間はどれぐらいですか?」
「一年半から三年ぐらいですかねえ」
「おおーっ」
「あそこに飾ってある写真はなんですか?」
生徒さん、会議室に入った時から気になっていたようです。
「歴代の組合長の写真です」
「一番右の人、見たことあるよ!」
右側の一番新しい写真は、二代前の片山組合長のお写真。
先代の組合長のお写真はただいま準備中です。
まだまだ質問が飛び出してきます。
「カキのせいで魚が怪我したりしませんか?」
「一日何個ぐらいのカキを取ってるんですか?」
などなど……。
矢継ぎ早に飛び出す質問に、回答する組合長と参事も段々熱が入ってきます。
「カキはじっとして動かないけど、魚は障害物を避けて泳げるから多分怪我はしないと思う。カキの方がエイなどに食べられることがあるから、逆にカキの方が怪我をさせられているかも」
「重さだと多い日は15トン。個数で計算すると……大体60万個ぐらいかな」
この答えには生徒さんだけでなく先生からも驚きの声が。カメラ担当もビックリしてしまいました。
「ここではどんな魚がとれますか?」という質問も。
これには岡山県で行われている漁の種類やよく水揚げされる魚などがわかりやすくまとまったパンフレットを見ていただきました。
そうこうしている内に時間となり、最後の質問です。
「一番おいしいカキの食べ方は何ですか?」
これには参事がお答えしました。
「色々な料理があるんですけど、一番のオススメはカキの味噌汁です。ぜひ、試してみてください」
少しでも多くの、虫明とカキの魅力をお伝え出来たでしょうか?
二年生の皆さんにとって実りのある時間となったならば幸いです。