邑久町漁協職員ブログ

岡山県瀬戸内市邑久町虫明にある邑久町漁協のブログです。

6/8 ガザミ放流

邑久町漁協のカキの操業も、5月20日(水)を持ちまして滞りなく終えることが出来ました。

今シーズンも弊組合のカキをお買い求めいただき、誠にありがとうございました。

今後とも末永いご愛顧をよろしくお願い申し上げます。

 

さて、カキの操業が終わりますと、漁師さんたちは来シーズンの操業に向けて、種付けの準備や筏の修繕などに取り掛かります。

この時期は漁協職員も、環境保全や稚魚放流事業などに力を入れています。

 

6月8日(月)、今回はガザミの稚ガニを放流しました。

ガザミとはカニの一種で、通称ワタリガニとも呼ばれています。

オスは身が、メスは内子が大変に美味なカニでございます。

 

まず、瀬戸内市邑久町尻海にある増殖場にて稚ガニを受け取ります。

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大きさは一センチもないぐらい。

この稚ガニたちを二カ所の海域で放流しました。

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ベテラン職員の手により稚ガニたちが海へとリリースされていきます。

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リリース直後は海面でゆらゆらぷかぷかしていましたが、やがて泳ぎ始め、散り散りになっていきます。

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その様子を同行していたもう一人の職員がお見送り。

大きくなったガザミらと再会できることを祈りつつ、今回の放流を終えました。