邑久町漁協のカキの操業も、5月20日(水)を持ちまして滞りなく終えることが出来ました。
今シーズンも弊組合のカキをお買い求めいただき、誠にありがとうございました。
今後とも末永いご愛顧をよろしくお願い申し上げます。
さて、カキの操業が終わりますと、漁師さんたちは来シーズンの操業に向けて、種付けの準備や筏の修繕などに取り掛かります。
この時期は漁協職員も、環境保全や稚魚放流事業などに力を入れています。
6月8日(月)、今回はガザミの稚ガニを放流しました。
オスは身が、メスは内子が大変に美味なカニでございます。
まず、瀬戸内市邑久町尻海にある増殖場にて稚ガニを受け取ります。
大きさは一センチもないぐらい。
この稚ガニたちを二カ所の海域で放流しました。
ベテラン職員の手により稚ガニたちが海へとリリースされていきます。
リリース直後は海面でゆらゆらぷかぷかしていましたが、やがて泳ぎ始め、散り散りになっていきます。
その様子を同行していたもう一人の職員がお見送り。
大きくなったガザミらと再会できることを祈りつつ、今回の放流を終えました。