今回は漁協の定期的な放流活動の様子を二本まとめてお送りします。
9月8日(火)、今年二度目のヨシエビ稚エビ放流を行いました。
放流当日、いつものベテラン職員が不在だったため、なんと、組合長が稚エビを受け取りに行ってくださいました。
こちらが漁協に戻ってきた直後の組合長。
軽トラの荷台に稚エビたちが載っています。
船に積み込み、放流地点へ。
気持ちの良い晴天の下、いよいよ稚エビの旅立ちです。
いつの日か大きくなったヨシエビたちと再会できることを願いつつ、放流を終えました。
そして9月24日(木)にはオコゼの稚魚を放流しました。
こちらは度々お世話になっている牛窓水産研究所。
ビニール袋に海水と稚魚とたっぷりの酸素を入れてもらい、
軽トラに積んだタルに入れ、稚魚たちが元気なうちに漁協へと戻ります。
そして出航。
今回、三か所で放流を行いました。
そのうちの一か所がこちら。
この日はあいにくの曇り空でしたが、海は穏やか。
稚魚たちが衰弱しないうちに手早く放流していきます。
大きくなあれと祈りつつ、他の二箇所でも放流しました。
さて、その帰り道のこと。
虫明の恒例行事(?)である筏の沖出しに遭遇しました。
沖出しとは、カキの養殖筏を船で引っ張り、穏やかな虫明湾内からエサの豊富な漁場へと移動させることを言います。
カキを吊り下げた筏を移動させるために、一つの筏に対して複数の大型漁船が同時に動くことになります。
カキの身入りがよくなる10月に向けてエサが豊富な沖合へと筏を移動させることで、ふっくらと肥えた美味しいカキに育ちます。
もう一か月もすればカキの生産、出荷が始まります。
今シーズンも良質なカキをお届けできるよう、生産者、職員一同頑張って参ります!