6/24 裳掛小学校かき種付け体験
6月24日(木)この日は裳掛小学校の五・六年生のかき種付け体験がありました。
二年に一度行われるこの体験学習。例年は漁協の市場で行っていますが、今回は漁師さんの協力の元、洋上で行うことになりました。
救命胴衣を着用し、組合の船に乗り込み出航です。
天気は快晴、波も穏やか。
程なくして最初の目的地、かき種を吊るしている筏に到着。
ロープを引き揚げてみると……
出てきたのはかき種がびっしりと付着したホタテ貝。
生徒さんたちの興味深々な眼差しに、参事の解説にも自然と熱が入ります。
かきの育成、虫明の海についての話をしている内に、漁師さんたちの待つ大きな船へと到着。
今の時期は海上での作業が長時間続くため、船には日除けの屋根が張ってあります。
こちらがかきの種が付着したホタテ貝。
これをロープのヨリの間に挟んでいくのがかきの種付け作業です。
漁師さんの手元にご注目、こんな感じ。
説明を終えて作業開始です。
皆さん非常に手際がよく、一時間ほどで作業が終わりました。
後片付けまで完璧です。
新品だった手袋も、気付けばあっという間に真っ黒になっていました。
かき種を挟んだロープはそのまま筏へを吊り下げられました。
こうするとホタテ貝に付着したかきの種が成長して大きくなり、冬には旬を迎えます。
ご協力くださった漁師さんたち、本当にありがとうございました。
種付けしたかきが立派に育つことを祈りつつ……
皆さん、大変お疲れさまでした。
有意義な時間になったならば幸いです。