6月10日(月)に、裳掛小学校の5・6年生が体験学習にいらっしゃいました。
今回は牡蠣の種付けを行いました。
牡蠣の種付けとは、かきの幼生(稚貝)が付着したホタテの貝殻を4mほどのロープに挟み込んでいく作業の事です。
(左がかきの幼生が付着する前のホタテ。右がかきの幼生が付着したホタテ)
まず、生徒さんたちにはあけぼの会館にて、岡山かきの養殖工程をDVDでみてもらいました。
DVD鑑賞後の質疑応答では鋭い質問がいくつも飛び出しました。
特に「牡蠣は何個ぐらい作られているのか」という質問には、回答者の組合長も参事もタジタジ……。
おおまかに計算してみると、なんと400万個以上という答えになりました。
質疑応答が終わるといよいよかきの種付け開始です。
作業は漁協の市場で行いました。
説明が終わると四グループに分かれて作業スタートです。
一人一本ロープを持つと、ロープのよじれを戻して輪を作り、そこにホタテを挟んでいきます。
目標は一人五本!
講師として漁師の皆さんや漁協職員も参加しました。
ロープ一本に対して、15~20個のホタテ貝を挟んでいきます。
しっかり指をさして個数を数えている生徒さんもいました。
すぐにコツを掴んでどんどんホタテを挟んでいく姿がとても印象的でした。
あまりの手際の良さに、漁師さんたちも「うちでバイトせんか?」とスカウトしはじめる場面も。
約一時間半ほどで種付け作業が終わりました。
長時間の作業、お疲れさまでした。
生徒さんが種付けしたかきは、職員と漁師さんで、学習用筏にしっかり吊り下げました。
今年のかきはどれぐらい大きくなるでしょうか。
今から収穫時期が楽しみでなりません。
HP担当