10月17日(土)、毎年恒例のアマモの種まきを行いました。
まず手始めに、6月に採取し、袋に詰めて海に沈めていたアマモから種を採取します。
6月の活動についてはこちらをご覧ください。
袋からアマモを取り出すと、こんな具合になっていました。
6月に採取した草の形は見る影もありません。
ここに水を注ぎ、塊をほぐしていきます。
ホースを握っているこの職員、余程今日が楽しみだったのでしょう。
ちょっとした時にカメラを向けるとノリノリでポーズを取ってくれるこのはしゃぎよう。
楽しそうで何よりです。
閑話休題。
塊をもみほぐしたあとはザルを引き上げ、
下の容器に残った泥水の水を捨てていきます。
ザルに残った繊維などは別途回収。
そして容器に再び綺麗な水を入れて、
攪拌し、濁った水を捨てます。
この工程を繰り返すことで
こんな具合にアマモの種が残ります。
ちょっとわかりにくいですね。
二粒ほど取ってみました。
こちらがお目当てのアマモの種。
説明を終えて作業スタートです。
今回は二手に分かれて作業しました。
作業中、ザルの中を見ていたお子さんから嬉しそうな声が上がりました。
何事かと見せてもらうと……
かわいらしい小さなカニがいました。
こういった偶然の出会いも活動の醍醐味の一つだと思います。
そうしているうちにもアマモの種はどんどん集まってきていました。
こちらは集計途中の様子。
和気藹々としつつ、
真剣に取り組んだ結果……
作業時間約1時間。アマモ45袋から10㎏ほどの種を採取しました!
その後、雨脚が強くなってきたため、希望者のみで種まきを行いました。
小雨の中、皆様本当にお疲れさまでした。